自然の造形美展2~ウニのない人生なんて~に行ってきた
ウニ!
ウニ!!
ウニ~!!!
渋谷ベルサールファーストのそばにある(PLACE)by methodというギャラリースペースで、京都のウサギノネドコさんが企画する「自然の造形美展2~ウニのない人生なんて」という展示がはじまったので、オープニングレセプションにおじゃましてきた。
usaginonedoko.net
ウサギノネドコは、京都二条駅の近くにある町屋を改築したお店で、1階は自然の造形美をテーマにした雑貨屋、2階は一日一組限定の宿になっている。植物の種や花、タンポポの綿毛を封入したアクリルキューブ、鉱物そのままの美しさを閉じこめたNEVEのアクセサリー、動物の骨、サンゴ…といった品々が、博物趣味を持つ誰もが夢見るヴンダーカンマー(驚異の部屋)が、オーナー吉村さんの爆発的センスで実現されている。思い出すだに住みたい。
京都の会社とのコラボで実現した、3Dスキャナーを用いて撮影したウニ写真。
生前の姿に近いトゲトゲのウニ(上)と、死後のトゲトゲがなくなって殻になったウニ(下)。
こちらはヒラタブンブクやスカシカシパンなどの不正形類のウニたち。レースのような模様が美しい。この人たちは生前はタワシのような姿をしていて、海の中ではびっくりするほど速く移動するそうだ。
uninoco(ウニノコ)というシリーズ。3Dプリンターで作成した土台にウニの殻をのせてキノコに見立てるという大胆な発想。
このアクリル封入された赤いダイオウウニがかわいすぎて泣いた。ウニの唯一の欠点とも言える「飾ったときの壊れやすさ」を完全にクリアして、さらにかっこよさが増している…欲しすぎて死にそう…胸が苦しい…ウニを抱いて寝たい…
展示されているものは非売品なのだが、会場ではuninocoの一部、ポストカード、ベンテンウニのウニリング・ウニバングル・ウニブローチが販売されている。
ダイオウウニは買えなかったが、ベンテンウニを愛でて生きていきたいと思う。トゲを落としたベンテンウニ、花びらのような愛らしさと骨のすがすがしさを兼ねそなえている。
自然の造形美展2 「ウニのない人生なんて」 | ウサギノネドコ
(※展示の情報は現時点のものです。最新情報はウサギノネドコさんのブログ等をご確認ください)
■会期 2015年7月31日(金)〜9月5日(土)
■時間 12:00〜19:00
■閉廊日 毎週日曜日/8月9日(日)〜8月16日(日)の間、夏期休暇
■展示場所 ( P L A C E ) by method
東京都渋谷区東1-3-1 カミニート #14
tel 03-6427-9296
URL http://wearemethod.com